2014年10月19日日曜日

どんぐり小径

クマの小径は、どんぐり小径。












































今年はミズナラのどんぐりが大豊作です。
思うのは来年の秋のこと。

サケ・マスを利用出来ない環境に棲むクマにとっては、
来年の秋は試練の秋になるでしょう。


2014年10月14日火曜日

2014年10月11日土曜日

ここからの景色。

一年前に見た景色。
この景色を見て、また知床に来たいと思った。



2014年10月9日木曜日

キタキツネ

薄暗い林内で出会う動物を上手く撮るのは難しい。

撮影条件は厳しく、なかなか良い結果は得られないけれど、
林内で出会う動物は、独特の雰囲気を持っている。

道路際に出て来る事が多いキタキツネ。
そんなキツネも林内で出会うと、
とても美しい表情をしてくれます。

















m4/3のセンサーサイズ、やっぱり林内での撮影は厳しいなあ・・。
いつかフルサイズのカメラが欲しい!

It's very hard to take a good pic of wildlife in the forest. I always face the difficulty with lack of enough light. However, wildlife in the forest has special atmosphere.

2014年10月7日火曜日

オジロ

森の中、「あの枯れ木にオジロワシが留まったらいいな」と思っていた。

数日後、再び森に入った時のこと。
例の枯れ木を眺めていたら、本当にオジロワシがやってきて、
枯れ木に留まった。






















別の日のこと。
森の中でヒグマの爪痕を木の幹に見つけた。
爪痕の撮影をしていたら、ものすごい速さで
オジロが沢筋を飛びぬけて行った。

知床の自然、恐るべし。

2014年10月6日月曜日

ヒグマの親子

道路を横切った親子のヒグマ。
とっさのこと過ぎて、きちんと撮影出来なかった。





















車や人を見て逃げていくクマに出会うと、
嬉しいような、ホッとするような、不思議な気持ちになる。

森に生まれたクマは、やっぱり森の中で天寿を全うしてほしい。
そう願っています。

2014年10月5日日曜日

恋の唄

秋が深まるにつれ、エゾジカは毛色を黒色へと変えていく。
恋の唄、オスジカ達のラッティングコールが響き始めると、
秋の到来を強く感じる。





















めくるめく恋の季節。耐え忍ぶ冬の季節はもう直ぐそこ。
繁殖に精を出したオスは、厳しい冬に命を落としやすいという。
その分、子を宿したメスは生き延びる可能性が高くなる。
オスジカは、それを知る由もない。

儚い生命の掟。



2014年10月4日土曜日

ヒグマの森で

やっと会えたね。

知床に来てひと月と少し。
ようやく森の中でヒグマに会うことが出来た。




















草木の合間からこっそり撮影した。
ヒグマは目が悪いと聞いていたけれど、本当にそのようで
なかなか僕の存在に気が付かないようだった。

薄暗い林内で、画質は厳しい結果になったけれど、
一人っきりの状況で、初めて出会えたのが嬉しい。

ヒグマの森は緊張感が違う。
会いたいのか、会いたくないのか、それが分からなくなるほど、
森の中に一人っきりでいるのは怖い。

こちらに来てから、ヒグマの夢を見るようになったけれど、
夢の中でも何度か怖い思いをした。

深追いはせず、じっくり、ゆっくり距離感を学んでいきたい。

In the woods in the Shiretoko National Park, finally I could meet a wild Japanese brown bear. She was very beautiful and became a special bear to me. :)